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日本で承認申請されたJ&J製ワクチンについて知っておきたいこと

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日本で承認申請されたJ&J製ワクチンについて知っておきたいこと

アメリカの製薬大手、(J&J)は5月24日、日本での新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を求める申請を厚生労働省に提出したと発表しました。申請が出されるのは既に承認されたファイザー(過去記事)、モデルナ(過去記事)、アストラゼネカ(過去記事)(※以上3社比較記事)に続いて4社目となります。ここではJ&J製ワクチンの特徴について見ていきたいと思います。

ヤンセンファーマ製とも言われる

J&J参加のヤンセンファーマが開発したことから、一部メディアではヤンセンファーマ製ワクチンとも表現されるこのワクチン。以前もご紹介しましたが、種類はアストラゼネカ製と同じ「ウイルスベクターワクチン」ですが、J&J製は1回のみの接種となります。

保管や輸送のメリットが大きい

冷凍庫ではなく冷蔵庫(2〜8℃)での保管が可能となっており、冷凍保存状態の場合は2年間、解凍後でも2〜8℃で3カ月は保存でき、輸送や保管の上でメリットが大きいと言えるでしょう。日本ではワクチンの保管ミスによる廃棄が各地で報告されており、こうした「保管しやすいワクチン」は慌ただしい現場にも向いていると言えそうです。

臨床試験での有効率は66%

J&Jが発表した第3相臨床試験における接種後28日以降の有効率(中等症〜重症)は66%で、地域別では米国72%、中南米66%、南アフリカ57%となっています。米国などでは既に承認されており、各地で接種が行われていますが、まれに血栓症の副反応が生じるとの報告もあります。

日本への供給は22年初めか

日本では昨年9月から治験が行われており、今回の申請が承認されれば、来年初頭から日本に供給されると見込まれています。接種が1回で済み、保管がしやすいというメリットと、有効率がmRNAワクチンより低く、まれに血栓症のリスクがあるというデメリットがありますが、日本での接種が始まるまでには、さらにデータが揃っているものと思われます。

 

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