コラム新型コロナの基礎知識

新型コロナとの向き合い方をもう一度考えてみる

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コラム

浴衣を着たカップルのイラスト

新型コロナとの向き合い方をもう一度考えてみる

2019年12月に中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染症の拡大が確認されてから約1年半。世界中で多くの人々がこの感染症との闘いに取り組み、さまざまな議論がなされてきました。最近はワクチンや東京五輪の話題が中心となっているような印象もありますが、ここでは改めてコロナとの向き合い方について考えてみたいと思います。

正解はないが不正解はある

初めて出現した強力なウイルスを相手に、人類はどう闘うのか。これまで、さまざまな新型コロナ対策が打ち出されましたが、万人に対して即効性のある「正解」は見つかっていません。しかし「3密」のように「こうすれば感染しやすく、感染させやすい」という「不正解」が存在することは明らかになりました。全員がワクチンを接種するまでに時間がかかり、特効薬がない状況では、「不正解」を避けながら、「正解かもしれない」行為を選んでいく必要があります。

二つの島の物語

太平洋に浮かぶAとBという二つの島があります。1年半前、これらの島には感染者が1人もおらず、住民はそれぞれの島で自由に活動していました。そんなある日、Cという大陸で大規模な感染拡大が発生しました。A、BともにCとは経済的な結び付きが強く、人の往来も頻繁です。この時、AはCとの往来を徐々に制限する形を取り、Bは往来を禁止しました。島の外からのすべての訪問者に対し、Aはお願いレベルの隔離措置を実施しましたが、Bはスマートフォンを貸与したり、専用監視アプリをインストールさせる形で、罰則付き隔離措置を14日間行いました。

その結果、Aは感染拡大と減少の波を4回繰り返し、今年に入り、毎月のように緊急事態宣言が発令されています。Bは最近になって感染が拡大してきましたが、それまでは普通の経済活動を続けながら、コロナ対策に備える時間を稼ぐことができました。

水際対策は徹底すべきだったのか

世界規模で人も経済も動いていますので、その往来を完全に遮断することはできませんし、感染症もいつかは流入するかもしれません。でも、もし短期間でも厳格に遮断できていたら、初期の感染対策を立てる時間がさらに増えていた可能性はあります。何もかも厳格にすれば、反発が起きる可能性がありますが、徹底すべき点と緩和すべき点をきっちり分けて説明した上で実施していれば、住民の理解はさらに得られやすかったかもしれません。

「食事に行ったけど無事だった」理由は?

自粛疲れもあってか、「こないだ、友達と食事に行ったけど無事だった」のような会話もたまに聞こえてきます。我慢している人はそれを聞いてモヤモヤするでしょうし、一方で出かけたくなる気持ちを理解する人もいます。今回注目したいのは、どうして「無事だった」のかということです。

もし、利用した移動手段や入ったお店にウイルスがたまたま存在しなかったのなら、それは単に運が良かったということになります。ウイルスが存在しないなら、マスクや消毒しなくても感染することはありませんから。

でも、ウイルスが存在した空間にいた場合は、その人の感染対策が適切だったり、すでに抗体を持っていた可能性があります。

東京都では50人に1人が感染したことに

5月25日時点の東京都の累計感染者数は157,667人で人口の約2.2%です。単純計算すると、東京都では約50人に1人が感染したことになります。通勤・通学の電車や職場、外食などで、私たちは毎日50人以上とすれ違っている可能性があります。それでも感染しなかった場合は「3密を避けた」「会話していない」「接触していない」「手洗いや消毒をした」など、ウイルスを避けるための「正解かもしれない」要素があったと思われます。

個人ができる最大の感染対策とは

日本各地で感染力の強い変異株が猛威を振るっていて、感染者の数もなかなか減少しません。これまでの「正解かもしれない」対策が通用しなかった可能性がありますが、インドのように1日に30万人も感染していないのは、「正解かもしれない」対策の中に、変異株にも通用するものもあると考えられます。

個人でできる感染対策としては、「正解かもしれない」ものをアップデートして、それに取り組みながら、大事な予定の前後には、抗原検査抗体検査キットなどで「自分が感染しているかどうか」を確認することなどが考えられます。

1年後の景色を思い浮かべた時、ワクチンの接種も進み、人々の往来も戻り、街が賑わいを取り戻している可能性があります。その時を早く迎えるために、また、元気な姿でその時を迎えるために、今できることをしっかりやっていきたいですね。

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