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沖縄はなぜ感染者が急増したのか

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沖縄はなぜ感染者が急増したのか

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない沖縄県。3月初めは1日あたりの感染者数が15人前後でしたが、5月19日には200人を超え、5月23日からは緊急事態宣言が発令されました。どうしてこんなに感染者が急増したのか、ちょっと考えてみました。

3月初めは感染者1桁だったが

首都圏などが2回目の緊急事態宣言の対象になっていた3月初めは、沖縄への観光客も少なかったのか、新規感染者数は連日15人程度で、3月1日と8日にはわずか7人ということもありました。

しかし2回目の宣言が解除された時期に、関西地方で英国型変異株の流行が始まると、春休みの旅行シーズンもあって、沖縄の感染者数がじわじわと増えていきます。3月20日に65人を記録すると、25日から3日間は77人、88人、98人とじわじわ増加。31日にはついに111人となり100人を超えてしまいました。

GW前の「まん延防止」も効果なく

感染拡大を受け、沖縄県では4月12日から那覇市など9市が「まん延防止等重点措置」の対象となり、飲食店などに時短要請が出されましたが、その効果は見られず、4月17日には感染者数166人とさらに増加しました。

GWには首都圏や関西から観光客が殺到

昨年のゴールデンウィークは閑散とした国際通りの様子がニュースで報じられたりしましたが、今年は緊急事態宣言が発令されている東京や関西からの旅行者が急増し、また、変異株が流行している関西や東京を避けた観光客が集まったことで、那覇空港駅の人出は昨年の7.1倍、国際通りは2.8倍を記録しました(※1)。

GWの2週間後、予想通りの感染者急増

人の往来が増えるということは、その中に無症状や軽症の感染者もいくらか含まれていた可能性が高く、空港や交通機関の簡単な検温をすり抜けて、変異株が沖縄に入り込みました。県が5月12日に発表したデータによると、感染者のうち、変異株N501Yの陽性者が76%となっており、関西で流行していた英国型が沖縄で急拡大していることを裏付ける結果となりました(※2)。

その結果、GW開始2週間後には感染者が一気に増え、5月16日には新規感染者数が200人を突破。緊急事態宣言発令後の26日には300人を超え、変異株の猛威が止まらない状況となっています。

なぜ水際対策をしなかったのか

台湾ニュージーランドが島国の利点を生かし、感染をある程度食い止めていたことは以前、紹介しました。日本でそうした水際対策を取りやすいのは沖縄と北海道で、大半の観光客が利用する那覇空港や新千歳空港で、水際対策をしっかりすれば、流入をある程度食い止めることができたはずです。

沖縄県の玉城知事は、連休中に大人数でバーベキューをする様子をツイッターに投稿し、県民から猛批判を浴びましたが、300人の感染者が出た26日には、基地問題の要請のため東京を訪れていました(※3)。

知事はBBQ投稿で批判浴びる

自治体の長がコロナ対策を重視せず、バーベキューして水際対策を徹底しなければ、そこで暮らす市民はどんなに防御しても、やってくる変異株から逃れることはできません。

連休前に来島自粛を強く訴えて、独自の措置を取っていれば、現在ほど状況が悪くなっていなかったように思われます。

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