コラム世界のコロナ事情

ベトナムで登場した新たな変異株の特徴は?

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【データ元】Vietnam Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

ベトナムで登場した新たな変異株の特徴は?

昨年の新型コロナウイルス発生以降、厳しい隔離措置を実施して感染を食い止めてきたベトナム。今年4月までは1日あたりの新規感染者数が100人を超えたことはありませんでしたが、5月に入ってから感染者数が急増。その背景には新たな変異株の登場がありました。

「感染対策の優等生」だったが

これまでベトナムは外国からの入国者や感染者の濃厚接触者に対し、厳しい隔離措置を取るなどして感染の拡大を抑え、世界保健機関(WHO)からも感染対策の成功例として評価されていました。

日本からの帰国者らが感染

4月29日、同国北部で日本から帰国した男性の感染を確認。2週間の隔離措置を終えて陰性だったために帰宅した後での発症となりました。5月4日には隔離期間を終えた中国人技術者と接触したベトナム人の感染を確認。保健省は5日から隔離期間を3週間に延長し、さらに1週間の自主隔離を要請。隔離期間を計4週間に延ばしましたが、それでも北部を中心に感染が拡大し、10日には新規感染者167人、16日には267人、26日には470人と増え続けています。

英国型とインド型の特徴を持つ変異株が原因か

ベトナムのグエン・タン・ロン保健相は5月29日、インド型の変異株に英国型の特徴が加わった新たな変異株が確認されたと発表し、「これまでのウイルスより、空気中での感染力がはるかに強い」と述べました(※1)。

英国型は感染力が従来株の1.3倍で、重症化リスクも1.4倍とされています。インド型は感染力が従来型の約2倍となっています。この二つの特徴を併せ持つ変異株ということで、保健相が指摘するように「空気中での感染力」が強くなっている可能性があります。

加藤官房長官は5月31日、ベトナム型変異株について、現時点で日本では感染者が確認されていないと述べました。しかし、他の変異株同様、この状態もいつまでも続くとは限りません。

1月の国別入国者数が最も多かったのはベトナム

ベトナムから日本へは留学生や技能実習生が数多く入国しており、2021年1月のベトナムからの入国者数は約2万人で、全体の4割以上を占めています(※2)。

日本政府は6月4日からベトナムからの入国者に対し、指定宿泊施設で6日間待機することを求めています。ベトナムでは2週間の隔離でも見つからなかった感染を、日本がたった6日間で見つけることができるのでしょうか。

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