コラムワクチン追加接種

世界では「追加接種」に向けた動きが始まっている!?

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世界では「追加接種」に向けた動きが始まっている!?

TBSは7月1日、イギリスで9月から新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた人が追加接種を行う「ブースター接種」が始まることになったと報じました(※1)。

日本ではまだ接種券が18歳以上に行き届くかどうかといった状況ですが、今年初めからワクチン接種が本格化した欧米などでは、接種から半年経過した人も次第に増えてきています。

そうした人々がワクチンの効果を維持するために、追加接種をする必要があるのでしょうか。

中東2カ国も「追加接種」を予定

テレビ朝日は6月5日付で、アラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンも、2回接種を終えた人に対する「ブースター接種」を予定していると報じました(※2)。対象は中国シノファーム製ワクチンの接種者となっています。シノファーム製ワクチンはブラジルでの有効率が50%と報道されるなど、効果が高くないことで知られており、UAEとバーレーンでも、高齢者や基礎疾患がある人などに十分な抗体ができなかったケースが多く見られたようです。追加接種では、シノファーム製ではなく、ファイザー製やビオンテック製などが使われる予定となっています。

追加接種の判断材料は?

追加接種が必要かどうかについては、上記2カ国のようにワクチンの有効率や抗体の持続期間、変異株への効果などが判断材料になると考えられます。

抗体の持続期間についてはこちらの記事で紹介しましたが、モデルナ製の場合、6カ月後も体内に十分な抗体が残るとの研究結果が出ています。1年後や2年後にどうなっているかは、当然まだ結果が出ていないのですが、モデルナ製や有効率が同じくらい高いファイザー製の場合は、半年以上は追加接種を考える必要はないかもしれません。

日本ではまだ検討段階

加藤官房長官は7月1日、記者会見で「ブースター接種」について、「効果がどの程度持続するのかを踏まえ、検討していく必要がある」と回答し、「それよりも一日も早くすべての希望する国民が2回の接種をまず受けられるよう取り組んでいく」と、当面は希望者全員の2回接種完了に力を注ぐ考えを示しました(※3)。

やっぱり副反応が不安

接種のたびに副反応に対する不安が付いて回りますが、3回目となると、どんな副反応が出るのか、非常に気になるところです。1回目より2回目のほうが副反応がひどいのだから、3回目はもっとひどくなるかもしれませんし、すでに抗体ができていることで、逆に副反応が弱まるかもしれません。

「追加接種」が必要な場面は存在する

ワクチンの有効率が100%でない限り、接種したのに抗体ができなかったという人が必ず出てきます。そうした人に対しては一定の期間を終えた後で再度接種する必要があるため、「ブースター接種」についての研究は必要になってきます。

すでに2回接種を終えた高齢者の中にも、抗体ができていない方が数%は存在していますし、接種が本格化するにつれてその絶対数は増えてきます。

こうした人々のためにも各国の成果を踏まえながら研究をどんどん進めてもらいたいですね。

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