コラム新型コロナの基礎知識

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人や死亡する人はどれくらい?(2021年3月版)

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発生当初に比べ、重症化・死亡する傾向は低下している

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なります。相対的に高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。

重症化する割合や死亡する割合は新型コロナの発生当初と比べて低下しており、2020年6月以降に診断された人の中では、

・重症化する人の割合は 約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%)、

・死亡する人の割合は 約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上で5.7%)となっています。

※「重症化する人の割合」は、新型コロナウイルス感染症と診断された症例(無症状を含む)のうち、集中治療室での治療や人工呼吸器等による治療を行った症例または死亡した症例の割合です。

(表1)診断された人のうち、重症化する割合(%)

診断月/年齢 0-9歳 10-19歳 20-29 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-79歳 80-89歳 ~90歳
2020/6~8月 0.09 0.00 0.03 0.09 0.54 1.47 3.85 8.40 14.50 16.64 1.62
2020/1~4月 0.69 0.9 0.8 1.52 3.43 6.4 15.25 26.2 34.72 36.24 9.8

(表2)診断された人のうち、死亡する割合(%)

診断月/年齢 0-9歳 10-19歳 20-29 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-79歳 80-89歳 ~90歳
2020/6~8月 0.00 0.00 0.01 0.01 0.10 0.29 1.24 4.65 12.00 16.09 0.96
2020/1~4月 0.00 0.00 0.00 0.36 0.61 1.18 5.49 17.05 30.72 34.50 5.62

例えば、診断された人のうち重篤化する割合は
60-69歳の場合、2020年1-4月は、15.25%でしたが、6-8月は3.85%に、
診断された人のうち死亡する割合は
60-69歳の場合、2020年1-4月は、5.49%でしたが、6-8月は1.24%に改善されています。

現在は「攻めの治療」も! 正しく恐れよう

新型コロナの発生以来、サイトカインストーム(免疫の暴走)による重症化、または、血管の中で血液が固まる血栓ができる人が重症化しやすいことなどが懸念されてきました。

医療サイドでは、免疫が強くなりすぎているか、血栓ができやすいのかどうか検査もでき、免疫過剰や血栓ができにくくなる薬もあります。現在、検査して何らかの兆候があったら薬で重症化を防ぐという「攻めの治療」ができるようになっており、致死率や重症化率が下がってきているというわけです。

ワクチンや新しい治療薬が幅広く開発、摂取できるまでに、医療が何にもできないかというとそうではないようです。
先回りして治療することで重症化させない。あるいは重症化した患者の命を救う治療がだんだんできてきている。治療も進化していますので、正しく知り、正しく恐れることが大切のようです。

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