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東京五輪で話題の国、ウガンダの感染状況は?

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東京五輪で話題の国、ウガンダの感染状況は?

東京五輪のニュースで、連日その名が報道されているウガンダ。アフリカ中部にある人口約4400万人の国で、コーヒーやバナナの生産が盛んですが、新型コロナウイルスの感染状況についてはあまり知られていません。今回はそんなウガンダについて調べてみました。

来日直後にコロナ感染者2人を確認

ウガンダ選手団は東京五輪の事前合宿に参加するため、選手やコーチら計9人が6月19日に成田空港に到着する便で来日しました。成田空港で選手1人の感染が確認され、23日には合宿先の大阪府泉佐野市でさらに1人が陽性と確認されました。7月16日には選手の1人が「日本で仕事したい」と書き残して行方不明となり、連日メディアで大きく報道されました(20日に三重県内で保護)。

ウガンダの感染者数は?

【データ元】Uganda Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

ウガンダで新型コロナウイルスの感染が拡大したのは、昨年の8月からでした。それまでは1日あたりの新規感染者数が50人以下で推移していましたが、8月22日に318人へと急増。数カ月にわたって増加を続け、12月9日には1859人を記録しました。今年1月に一旦収まりますが、5月から第2波が起こり、感染者数が再び増加。ピークの6月12日には1735人の感染者が確認されました。その後は減少傾向が続いており、7月19日の新規感染者数は265人となっています。

厳しいまん延防止策を実施

コロナ発生から今年7月18日までの累計感染者数は90910人、死者は2412人で、日本と比べたら低い数字となっていますが、第2波の拡大が始まった6月18日に、ムセベニ大統領が従来のまん延防止策を厳格化する声明を発表しました。

自家用車や公共交通機関での県間・県内移動の原則禁止や、すべての教育機関の閉鎖、映画館、バーなど遊興施設の閉鎖、職場に出勤する従業員は敷地で寝泊まりなど、7月30日までの42日間にわたる厳しい措置が行われています(※1)。

ワクチン接種率は低迷

ウガンダではワクチンの接種が今年3月から始まりました。

7月19日までに1回以上の接種を終えたのは人口の約2.5%にあたる110万人で、低い数字となっています。2回の接種を完了したのはわずか4000人程度で、この中に東京五輪の選手団9人も含まれています(接種したのはアストラゼネカ製)。

接種が遅れている原因としては、新型コロナウイルスワクチンの公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX」からの供給が不足していることが挙げられます。

ワクチンの供給不足に見舞われながらも、厳格なまん延防止策で感染を食い止めているウガンダ。日本では思わぬ形で注目を集めてしまいましたが、今後も引き続き感染対策が成果を上げることを願っています。

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