コラム世界のコロナ事情

移動禁止や全市民検査も 中国各地で変異株が拡大か

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移動禁止や全市民検査も 中国各地で変異株が拡大か

中国の江蘇省南京市などで新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを先日の記事でお伝えしましたが、感染拡大の勢いは止まらず、他の地域でも市民全員検査やロックダウンが行われはじめています。

世界遺産で知られる張家界市は市外への移動禁止

世界遺産の武陵源がある湖南省張家界市(人口約160万人)政府は8月3日、市内にいる全住民と観光客に対し、市外への移動を禁止しました。

張家界を旅行して北京市に帰ってきた夫婦が新型コロナに感染したことなどから(※1)、このような措置に踏み切ったと見られます。

7月末から張家界ではクラスターが発生しており、市内一部地域では厳格なロックダウンを開始していました。

武漢でも感染が再拡大

世界で初めて新型コロナウイルスが確認された湖北省武漢市(人口約1100万人)でも8月2日、新型コロナの市中感染者が7人確認されました。同市では警戒を強めており、8月3日には全住民を対象にした核酸検出検査を直ちに行うと発表しました。

海南省や河南省でも感染確認

上記地域のほか、観光地の海南省や先日の豪雨で大きな被害を受けた河南省でも感染者が確認されており、当局では警戒を強めています。

当局の発表はありませんが、これらの感染拡大はインド型変異株「デルタ株」によるものとの見方も示されています。中国は、ロックダウンや100万人、1000万人レベルの市民全員検査など、厳格な措置を次々と講じていますが、果たして変異株の感染拡大を食い止められるのでしょうか。

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