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ワクチン開発進むキューバで感染者急増 その理由は?

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ワクチン開発進むキューバで感染者急増 その理由は?

キューバで国産新型コロナウイルスワクチンの開発がすすんでいることについては、以前、こちらの記事で紹介しました。有効率が高く、国民への接種も徐々に始まっているとお伝えしましたが、そのキューバで7月から感染者が急増しているようです。

キューバの感染状況

※左軸が新規感染者数(短軸)、右軸が死者数(7日間平均)に対応しています

【データ元】Cuba Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

昨年春から夏の世界的な新型コロナ感染流行期に、感染拡大を食い止めることに成功したキューバ。カリブ海に浮かぶ島国、大きすぎない面積、1130万人という多すぎない人口、当局が住民を管理しやすい社会主義体制など、食い止めやすい要因が多かったこともありますが、1日あたりの新規感染者数が昨年11月までは100人を超える日がありませんでした。

12月に変異株の流入が始まると、感染者がじわじわ増加。今年4月以降は新規感染者数が1000人を超える日も増えるようになりました。

7月に感染爆発始まる

7月に入ると1日あたりの新規感染者数が3000人、6000人、8000人と急増。8月1日には9279人となり、ついに9000人を上回ってしまいました。死者数も感染者増加に合わせて急増し8月4日には93人の死亡が確認されています。

デモの多発も感染爆発の一因か

7月11日に首都ハバナなどで政府の経済政策とコロナ対策に不満を抱えた市民のデモが起きました。キューバでは外国人観光客の激減により、インフレ率が500%を超え、停電や物資不足に見舞われたことで、市民の思いが爆発する形となり、数千人が参加したとも報じられています。

キューバ当局はデモ参加者を逮捕、連行していますが、デモはその後も各地で散発的で起こっています。キューバ政府は「アメリカが政情不安を煽った」と非難し、バイデン米大統領もデモ参加者への支持を表明。キューバ政府支持者による反米デモも起こるなど、事態は混沌としています。

人口1130万のうち、ワクチン接種を完了したのは275万人と、まだまだワクチンも行き届いていないキューバ。感染者拡大を食い止めるためには事態の沈静化が必要ですが、アメリカの介入などもあり、簡単には進まなさそうです。

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