コラム世界のコロナ事情

国産ワクチンの接種を開始した台湾の感染状況は?

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国産ワクチンの接種を開始した台湾の感染状況は?

台湾で製造されている国産ワクチンについては、以前こちらの記事でご紹介しましたが、8月23日にその接種が台湾で始まり、蔡英文総統が最初の接種者となりました。

接種が始まったのはメディゲン製

今回接種が始まったのは、7月に台湾で緊急使用が承認された高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)製ワクチン。組み換えタンパク質ワクチンで、接種対象は20歳以上、4週間の間隔をあけて2回接種する形となります。

ワクチン不足で2回接種率はたった3%

感染が拡大した5月以降、台湾では慢性的なワクチン不足に陥っており、日本などからのワクチン調達を進めるとともに、国内でのワクチン開発に力を入れてきました。

Our World in Dataによると、8月22日現在、1回の接種を終えた人が人口の39.4%(7月18日時点では約22%)、必要回数の接種を完了した人がわずか3.3%となっております。より多くの人に1回目の接種を受けてもらう形を取っているため、こうした数字になっているようですが、ワクチン不足は依然として続いており、メディゲン製ワクチンに期待が高まっています。

接種開始日の8月23日には台湾全土で16万7000人がメディゲン製ワクチンの接種を受けました。このうち桃園市の30代男性が接種翌日に亡くなっており、政府は男性に慢性疾患があったために心筋梗塞が発症した可能性があると述べています。

 

5月からの感染拡大は収束

5月の感染拡大期には日本でも台湾の状況が大きく報道されましたが、その後、さまざまな対策が功を奏し、感染はほぼ収束しています。8月23日の国内の新規感染者数もわずか4人、輸入症例も2人となっており、世界的にデルタ株の感染拡大が進む中、再び「感染対策の優等生」に返り咲いた形となっています。

成功している要因としては、政府が講じた措置の内容と対応速度が優れていることや、多くの国民が危機意識を共有していることなどが挙げられています。日本のコロナ対策もこうした状況から学ぶべき点があるのではないでしょうか。

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