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台湾にビオンテック製ワクチンが到着

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台湾にビオンテック製ワクチンが到着

台湾桃園国際空港に9月2日、ドイツのビオンテックが米ファイザーと共同開発したワクチン「コミナティ」(中国語名「復必泰」)の第1陣93万回分が到着しました。同ワクチンが台湾に届いたのは今回が初めてで、国民にとってはワクチン接種の選択肢がさらに広がる形になります。

台湾政府とビオンテックの交渉が決裂していた

台湾政府は以前からビオンテック社とワクチン調達交渉を行っており、2月には500万回分確保できる見通しでしたが、最終段階でビオンテック社が態度を変え、交渉が決裂したと報じられたことがありました。蔡英文総統は5月に決裂理由について「中国の介入があった」と述べています。

中国企業と契約を結ぶ形で調達

ビオンテックの主張は、「復必泰」の中華圏での販売は、中国の製薬大手、上海復星医薬が独占販売権を有しており、ビオンテックとの直接交渉には応じられないというものでした。

そこで台湾の半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)、電子機器受託生産大手の鴻海(ホンハイ)精密工業、慈善団体「永齢基金会」、仏教団体「慈済慈善事業基金会」の4企業・団体が7月、「復必泰」1500万回分の購入契約を復星医薬の香港子会社と締結しました。これは全て台湾政府に寄贈されるとのことです。

まずは12〜17歳への接種に使用

台湾の中央感染症指揮センターによると、今回到着したビオンテック製ワクチンは、9月16日から12〜17歳を対象に、学校で優先的に接種されるとのことです。一般の接種については第2陣が到着してからの予約になりそうです。

台湾ではこれでモデルナ、アストラゼネカ、国産のメディゲン、今回のビオンテックと4種類の接種が行われることになりました。慢性的なワクチン不足はまだ解消していませんが、新たな選択肢が提供されたことで、少しずつ接種速度が加速していきそうです。

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