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台湾でデルタ株クラスター発生 今度はどう食い止めるのか?

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台湾でデルタ株クラスター発生 今度はどう食い止めるのか?

5月中旬に起きた、英国型「アルファ株」の感染拡大を約2カ月でほぼ食い止めた台湾。8月には市中感染者が3カ月半ぶりゼロになるなど、再び「感染対策の優等生」に返り咲いた形となっていますが、海外からの到着者でデルタ株の感染が確認されるようになり、9月に入るとクラスターも発生してしまいました。

アルファ株の感染食い止めに成功したが

当サイトでもこれまで紹介してきましたが、台湾では新型コロナウイルスの発生段階からさまざまな対策を講じ、大規模な感染を食い止めてきました。その成功体験から「感染対策の優等生」と呼ばれた台湾ですが、最大の試練を迎えたのが今年5月中旬から始まったアルファ株の感染拡大でした。この時も入店アプリの開発、徹底した水際対策や追跡調査、さらには日本などからのワクチン支援もあり、約2カ月で感染を制圧。再び優等生に返り咲いた形となりました。

6月に台湾で最初のデルタ株を確認

台湾で初めてデルタ株の感染者が見つかったのは6月末で、南部・屏東県で計17人が感染しました。この時も濃厚接触者をすぐに把握することで封じ込めに成功しています(※1)。

海外からのデルタ株感染例が増加

台湾では8月に入ると、海外から到着した人のデルタ株感染例が増えてきました。このため、政府では空港から隔離施設に向かう際に自家用車を使うことを8月27日から禁止し、専用車両に乗るように義務付けるなど、さらに感染対策を徹底しています。

9月に入るとクラスター発生も

9月に入ると、航空会社のパイロットやその家族がデルタ株に感染していたことが判明。これとは別に新北市板橋区の幼稚園でも23人のクラスターが発生し、9月8日現在、うち10人がデルタ株に感染していることが明らかになっています(※2)。

航空会社のパイロットとは遺伝子配列が一致しなかったため、別経路からの感染とみられており、当局では感染ルートの割り出しを急いでいます。

警戒レベル引き上げは慎重に判断

台湾では現在、新型コロナの警戒レベルは4段階のうち下から2番目にあたる「2級」となっています。鉄道の指定席は席数分販売されており、スポーツ施設のシャワールームやプールも利用再開が認められています。

侯友宜新北市長は、新たなデルタ株感染例が確認されれば、店内飲食を再び禁止する「強化2級」に警戒レベルを引き上げる方針を示しました。台湾全体としては、感染状況に大きな変化がなければ、現在の「2級」が維持される形となっています。

これまでも効果的な措置で感染拡大を封じ込めてきた台湾。世界中で拡大を続けるデルタ株にも有効な措置が取れるのかどうか、関心が高まっています。

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