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KMバイオの国産ワクチン、10月にも治験最終段階に

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KMバイオの国産ワクチン、10月にも治験最終段階に

熊本県に本社があるKMバイオロジクスは9月21日、同社が手がける新型コロナウイルスワクチンについて、初期段階の国内臨床試験で一定の有効性と安全性を確認したと発表しました。10月にも治験の最終段階に入るようです。

開発しているのは「不活化ワクチン」

KMバイオが開発しているのは「不活化ワクチン」で、感染力をなくしたウイルスをワクチンとして接種する形となります。日本ではまだこのタイプのワクチンは承認されていませんが、中国製ワクチンにこのタイプが多いことで知られています。

国内臨床試験で一定の成果

KMバイオによると、初期段階の国内臨床試験は20歳以上の男女210人を対象に行われ、27日間隔をおいてワクチンかプラセボ(偽薬)のいずれかを2回接種。ワクチン接種では抗体の増加が確認されたようです。注射部位の痛みや発熱の他に目だった副反応はみられなかったとのことでした。

10月以降に最終段階の臨床試験

KMバイオでは10月以降に2500〜3000人規模の最終段階の治験を実施する予定で、来年度中の実用化を目指しているそうです。

国産の不活化ワクチンが実用化されるとなれば、mRNAワクチンのアレルギーなどに悩む人にとって新たな選択肢が提供されることになります。一刻も早い実用化を期待せずにはいられませんね。

 

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