韓国の感染者増加が止まらない
以前の記事で韓国の感染状況が7月から悪化し、7月7日に過去最多となる感染者1275人を更新したことを紹介しました。その後も感染拡大は止まらず、9月下旬になるとさらに悪化。9月24日には新規感染者数が3000人を超え、厳しい状況が続いています。
9月下旬に感染者が急増
【データ元】Korea Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data
7月からの感染拡大は、デルタ株の拡大とワクチン接種の出遅れが影響したものでした。その後はワクチン接種を進めながら、なんとか拡大を食い止めていましたが、9月下旬に入ると感染者が一気に増加。24日には過去最多を更新する3273人の新規感染を確認しました。
【韓国の感染者、初の3000人台】https://t.co/BbIT6xuIC4
韓国の中央防疫対策本部は25日、新型コロナ感染者数は累計29万8405人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は過去最多だった前日(2434人)から839人増え、過去最多を更新。3000人台は国内で感染者が確認された昨年1月以来初めて。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 25, 2021
5連休が影響か
韓国 コロナ 新たな感染確認 過去最多 旧盆の帰省などで移動増 #nhk_news https://t.co/lrAhGUxner
— NHKニュース (@nhk_news) September 24, 2021
韓国では9月18日から22日まで、中秋節「秋夕」の5連休となり、多くの人が国内旅行や帰省に出かけました。韓国政府も連休中は家族にワクチン接種完了者がいる場合、8人までの会食を可能にするといった規制緩和を実施しましたが、連休中には500万人が国内を移動したとのデータもあり、こうした規制緩和や移動が感染を拡大させたようです。
新規感染者の増加が続く可能性も
連休での移動を終えてから感染者が見つかるケースが相次いでおり、感染者の行動次第では、連休後に一定の期間を経てから新たな感染が確認されることもあるようです。
9月26日の新規感染者数も2381人と、依然として高い数字を示しており、こうした傾向が今後一定期間見られると予測されています。
韓国の新規コロナ感染者2383人 月曜発表では最多 https://t.co/0wGDRlsg9S
— yonhapnews (@yonhapjp) September 27, 2021
日本もシルバーウィーク後は警戒が必要
日本もシルバーウィークが26日に終わりましたが、期間中、人出が増えていた場所もあり、これからの感染者数の推移には注意する必要があります。先週までは休日を挟んで検査数も少なく、感染者がまだ発症していなかった可能性もありますが、そうした方の感染が今週から確認されるケースが出てくるかもしれません。東京都の新規感染者数が久しぶりに100人台になったからといって、すぐに警戒を弱めるのではなく、もう数日、様子を見てみたほうがいいかもしれませんね。
韓国でも来月から新型コロナワクチン「ブースター接種」開始 https://t.co/7AnKfXhhdR #tbs #tbs_news #japan #news
— TBS NEWS (@tbs_news) September 27, 2021
「韓国に住む私の代わりに日本の本屋を回ってほしい」との依頼。初めての海外旅行は日本に行って本屋に寄りたく思ってたがコロナ禍で断念、でも誰かが代わりに日本の本屋のにおいや本の配置を感じてくれたら嬉しいとのこと。本屋といったら神保町へ。古本屋のにおいはマスク越しにもしっかり感じられた pic.twitter.com/ebB5OngwDK
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) September 21, 2021