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政府が導入進める「ワクチン・検査パッケージ」とは?

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政府が導入進める「ワクチン・検査パッケージ」とは?

観光庁は10月5日、ワクチン接種証明と検査の陰性証明を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証試験を特定の旅行ツアーで行うと発表しました。プロ野球やJリーグも今後行われる試合で「ワクチン・検査パッケージ」を活用する考えを示しており、こうした動きが広がっていく可能性があります。

「ワクチン・検査パッケージ」って何?

「ワクチン・検査パッケージ」はワクチンの接種が完了していることや、検査で陰性だったことを証明するもので、行動制限の緩和に応じた策として、政府の分科会が9月に提唱しました。具体的な運用方法についてはまだ未定ですが、10月からその効果を確認する技術実証が行われていく予定です。

観光庁が実証対象の旅行ツアーを公表

観光庁は10月5日、「ワクチン・検査パッケージ」の対象となるツアーを公表しました。日本旅行や阪急交通社など11社による38件が対象で、これらのツアーでは、集合時や宿泊施設のチェックイン時に、ワクチン接種済証や検査の陰性証明を提示することが必要になります。実証ではスタッフの確認作業などの運用面の課題のほか、負担感、安心感などについても確認されるということです。

日本シリーズやルヴァン杯でも

日本野球機構(NPB)は10月4日、今年の日本シリーズ(11月20日開幕)で「ワクチン・検査パッケージ」を活用した技術実証を行う方針を明らかにしました。このパッケージを活用することで、入場者数の上限を引き上げるとしています。準備が整えば、今月中に行われる試合でも実施する考えも示しています。

Jリーグも同日、今月行われるルヴァン杯の準決勝と決勝で技術実証を行うことを発表しました。30日に埼玉スタジアムで行われる決勝は通常チケット1万席に加え、パッケージ席1万席を用意するとしています。この他、日本代表戦でも実施される見通しです。

課題も多い

こうした動きについては、スタッフのオペレーションにかかる負担や、所持しない人や従わない人が現れた時の対応、さらには、接種証明と陰性証明が感染しないことを証明するのかなど、さまざまな意見が飛び交っています。

少しでも安心できる環境で旅や会食、イベントを楽しみたい方は多いですし、スタッフの方も安心して働けるほうがいいはずです。

今後実際に導入するかどうか。また、導入するならどういう形が良いのか。技術実証を通じて、こうした課題の解決策もしっかり見つけてもらいたいですね。

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