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マレーシア、海外渡航の手続きを緩和へ

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マレーシア、海外渡航の手続きを緩和へ

新型コロナウイルスワクチンの接種が進むマレーシアでは、国内の移動や海外渡航に関する制限が少しずつ緩和されてきています。これまでロックダウンなど厳しい措置を取って感染を封じ込めてきましたが、今後は緩やかな措置に方向転換していくのでしょうか。

8月をピークに感染者が減少傾向

※左軸は新規陽性者数(単日)。右軸は死者数(単日)に対応となります。

【データ元】Malaysia: Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

以前の記事でも紹介しましたが、マレーシアでは4月以降、新規感染者数が増え続け、7月から8月には新規感染者数が連日過去最多を更新。8月26日には1日あたりの感染者数が2万4599人にまで増加しました。

その後、感染者数は減少傾向を示し、10月11日には新規感染者数が6709人となっています。

ワクチン接種者の海外渡航を解禁

イスマイルサブリ首相は10月10日、国内の成人の90%がワクチンを接種し、目標が達成されたとして、接種が完了した国民の州をまたぐ国内移動と海外渡航を11日付で解禁しました。ワクチン接種が完了していれば、事前申請なしで海外渡航が認められます。

全体の接種率は日本とほぼ同じ

各メディアの記事では「マレーシアでは成人の90%がワクチン接種を完了した」と書いてありますが、Our World In Dataによると、マレーシアの接種完了者は全体の65%(日本と同じ)、1回以上接種した人は75%(日本は74%)で、全体の接種率は日本とほぼ同数となっています。

1日あたりの新規感染者数は日本よりもはるかに多く、徹底したロックダウンを実施してきたマレーシアがこうした「withコロナ」に踏み切ったことは、今後の世界の流れを示しているのかもしれませんね。

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