コラム世界のコロナ事情

イギリスでもコロナ感染者が再び増加

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イギリスでもコロナ感染者が再び増加

※左軸は新規感染者数(単日)。右軸は死者数(単日)に対応となります。

【データ元】Unaited Kingdom: Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

イギリスで再び新型コロナウイルスの感染者が増加しています。10月18日の新規感染者数は4万9156人で、7月17日以来の高い数字となりました。どうしてイギリスで感染者が増えているのでしょうか。

コロナ規制解除後は感染者が減少せず

昨年秋から今年冬にかけて、英国型アルファ株の猛威にさらされたイギリス。2月以降はワクチン接種の増加とともに、感染者が大きく減少しましたが、7月に入るとデルタ株の影響もあって感染者が再び増加。この時期にさまざまなコロナ規制を解除してしまったことで、感染者が大きく減少することはなく、この3カ月間は減少と増加の波を交互に繰り返しています。

ワクチン接種率もほぼ横ばいに

アルファ株の影響もあって、接種開始時には接種率も急速に伸びましたが、コロナ規制を解除した7月19 日以降の3カ月は接種率がほぼ横ばいに。10月17日現在、1回以上の接種率が72%、必要回数の接種完了率が67%で、前者は日本を下回っています。

接種後半年以上を経過した人が1000万人

イギリスでは10月17日現在、必要回数の接種を完了した人が約4540万人いますが、そのうち約1000万人が半年前の4月17日以前に、必要回数の接種を終えています。この点を考えると、未接種者の感染リスクだけでなく、この1000万人のブレークスルー感染リスクも大きいといえそうです。

ロシアとの違いは死者数

ロシアでも感染者数が大幅に増えていると先日の記事でお伝えしましたが、死者数が過去最多レベルで増加しているロシアとは異なり、イギリスでは死者数が感染者数ほど大きく増加していません(冒頭のグラフ参照)。ワクチン接種による重症化予防効果が影響している可能性があり、政府がロックダウンに踏み切ろうとしないのも、こうした数字が関係していると思われます。

「感染者は出しても、重症者は出さない」という姿勢で、今後も「ウィズコロナ」の道を歩んでいくと思われるイギリス。感染の大きな波をどうやって食い止めるのか、世界が注目しています。

 

 

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