東京都が25日から時短全面解除する「認証店」って何?
東京都は10月21日、都の認証を受けた飲食店(認証店)に対する要請を25日に解除し、酒の提供時間や営業時間の制限をなくすことを決定しました。このニュースについて連日報じられていますが、そもそも「認証店」って一体どんな店なのでしょうか。
認証店は全体の約8割
「認証店」とは、東京都の場合、都の「徹底点検 TOKYOサポート」プロジェクトのページから申請して「感染防止徹底点検済証」の交付を受け、これを店頭に掲示している店舗となります。10月15日現在、都内にある約12万の飲食店のうち、認証店は約10万2000店で、全体の約8割となります(※1)。
東京都、認証店の時短要請を25日全面解除 ワクチン接種の確認推奨:朝日新聞デジタル https://t.co/XYSinOllUp #新型コロナウイルス
— 朝日新聞官邸クラブ (@asahi_kantei) October 21, 2021
25日以降はどうなるの?
東京都では10月25日から「認証店」に対する時短要請などを解除しますが、全体の8割の店舗がこれに該当するということは、多くの店舗がほぼ通常営業に戻ると言えそうです。
具体的内容としては
・酒類提供時間の制限がなくなる
・時短営業の要請が解除される
・同一グループの同一テーブルは4人以内
・大人数で同一テーブルを使う場合は接種証明書などを活用
などとなっています(※2)。
【板橋区】【飲食店の皆さまへ】酒類の提供の際は、「感染防止徹底点検済証」の掲出をお願いします https://t.co/tNuHw8Bm5K
— 東京都 新型コロナウィルス速報 (@corona_tokyo_) October 1, 2021
制度の効果は不明
今回の「認証店」制度はネットで申請してステッカーを貼れば承認される制度なので、これまで飲食店などに講じられてきた対策同様、効果が不明な制度となっています。
各店舗で感染者やクラスターが発生したらどうするのか。個別の感染対策を講じるのか。それともまた緊急事態宣言やまん延防止措置を発令して、全部まとめて規制してしまうのか。こうした点が見えない制度では、第6波が起こった時に混乱する再び可能性があります。
経済を動かしながら、感染拡大を食い止める現実的で実効性の高い方法を取ってほしいものですね。
【忘新年会 企業7割「開催せず」】https://t.co/ik0F0zUy9d
一部地域の認証店の時短営業は25日から解除され、飲食店の忘年会、新年会への期待は高まっている。一方で、1日~11日に全国の企業を対象に忘・新年会の開催意向のアンケート調査を実施すると、企業の7割が開催予定がないと回答した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 22, 2021
東京都認証店は時短要請24日をもって全面解除とのこと。
やっとガンガン営業できるぜ!
と思っておりますが…
何せ早寝早起きの規則正しい生活が身体に染み込んでしまっているので、深夜営業にいきなり突入できませぬ。
ゆっくり慣らしながら時間を深めていきますのでご承知ください!— 蒼星の天馬 (@sousei_no_tenma) October 21, 2021