コラム世界のコロナ事情

感染者急増のシンガポール、さらに大変なことに

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感染者急増のシンガポール、さらに大変なことに

台湾やニュージーランドとともに「コロナ対策の優等生」として評価されてきたシンガポールですが、7月下旬から新型コロナウイルスの感染者が増え続けています。ワクチン接種も進んでいるこの国で今、何が起きているのでしょうか。

シンガポールの感染状況は?

【データ元】Singapore Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

シンガポールの感染状況については、当サイトでも7月9月に紹介しましたが、その後も感染者は増え続けています。10月に入ってからは1日あたりの新規感染者数が3000人を上回る日が増え、19日には3994人となり、過去最多を記録しました。

ワクチン接種完了率は80%以上

【データ元】Share of people vaccinated against COVID-19, Oct 25, 2021

シンガポールではコロナワクチンの接種も進んでおり、Our World In Dataによると、10月24日現在、1回以上のワクチン接種率が81%、必要回数の接種完了率が80%となっており、いずれも日本を上回っています。

また、公的機関の他に民間医療機関でも中国シノバック製ワクチンの接種も行われており、それを合わせると約84%が接種を完了しているというデータもあります(※1)。

ただ、1カ月前の記事と比較すると、

シンガポールの接種完了率 79%→80%

日本の接種完了率 52 %→70%

となっており、シンガポールの方が頭打ちになっているのがわかります。

行動制限強化で感染抑制図る

シンガポールでは、感染者の急増によって隔離病棟使用率も90%近くに達し、集中治療室の病床も3分の2以上が埋まっているようです。政府は9月から外食時の人数を1グループ2人以内に制限するなどの措置を取っていますが、期間をさらに延長する考えを示しています。また、来年1月1日からはワクチン未接種者の出社を禁止する考えを示しています。

シンガポールの姿は数カ月先の日本か?

ワクチンの接種率が高いと重症化する人数を減らすことができるとされていますが、感染者数が増えすぎて、医療逼迫が起きた場合、助かる人も助からなくなり、重症者や死者の数にも影響が出てきます。

第6波が心配されている日本ですが、接種率も来月にはシンガポール同様8割程度になるとみられています。現在の感染者数が少ない状態も、感染爆発前のシンガポールに似ていると言えます。「コロナ対策の優等生」がどうやってこの感染爆発を食い止めるのか。その姿から学ぶことは多いはずです。

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