3回目のブースター接種でも職域接種を実施へ
新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)が12月から始まる予定となっていますが、政府は1〜2回目の接種で活用した職域接種について、条件が整えば来年3月から始める方針を明らかにしました。
ワクチン 来月から3回目接種 職域接種は来年3月めど開始方針 #nhk_news https://t.co/d0jdelrD8b
— NHKニュース (@nhk_news) November 10, 2021
2回の接種を職域で受けた人が対象者
2回のワクチン接種では、自治体の接種と職域接種で使用するワクチンが異なったこともあり、次に行われるブースター接種での職域接種の扱いがどうなるのかが注目を集めていました。政府は職域接種で2回の接種を受けた人を対象に、来年3月から職域接種を始める方針を明らかにしました。
接種が受けられるのは前回から8カ月以上経ってから
政府の方針によると、追加接種の対象者は前回の接種から8カ月以上経過してから、接種が受けられるようになります。
職域接種が始まったのが今年の6月21日からでしたので、単純計算で8カ月後だと、来年の2月21日となります。政府は「8カ月以上」と言っているので、来年3月開始というのは、計画通りと言えるでしょう。
課題も出てくる恐れが
計画通りに無事実施できればいいのですが、懸念材料もいくつかあります。
・接種券に前回の職域接種のデータがきちんと反映されているかどうか
・前回は職域接種を受けた人が今回はそれ以外の方法(ワクチン)を選ぶことができるのか
・前回行われた全ての職域接種が今回も行われるのか
など、ざっと挙げただけでもこんなに出てきます。
幸い、来年3月までは時間がある程度ありますので、その間にきっちりと方針を立て、アナウンスをしていただき、できるだけ混乱が少ない形で実施してほしいですね。
これを見ても、日本が集団接種、個別接種で高齢者から接種すると同時に、
職域接種で様々な層に可能な限り早く接種を加速したのは感染収束に大きな効果があったと思います。感染収束には10~30代の接種率上昇が重要であり、職域接種は何故か多くの方々が非難しましたが、多くの命を救ったはずです。 https://t.co/6yiy2QJMS2
— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) November 7, 2021
お疲れさまでした!大学の職域接種で1万人を超える方を2回接種されたとのこと(当然のことながら述べ接種回数は2万回を超える)。コロナの感染状況が落ち着いてきているのも、こうした努力の結果だと思います。 https://t.co/zz0mxfGOd1
— 谷口俊文 Tosh Taniguchi (@tosh_taniguc) November 5, 2021