コラム世界のコロナ事情

感染急拡大のドイツ、新規感染者が約5万人に

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ビアジョッキを持ったドイツ人女性のイラスト

感染急拡大のドイツ、新規感染者が約5万人に

ドイツではこのところ、新型コロナウイルスの感染者が大幅に増えており、1日あたりの新規感染者数が約5万人となる日も出ています。その背景にはワクチン接種の伸び悩みなどもあるようです。

【データ元】Germany Coronavirus Pandemic Country Profile – Our World in Data

※左軸が新規感染者数、右軸が死者数(7日間平均)に対応しています。

1日約5万人が感染

ドイツでは年末年始と今年3〜4月に大きな感染の波が到来しましたが、その後はワクチン接種が進んだことなどもあり、感染状況は比較的落ち着いていました。8月あたりから感染者数が徐々に増え始めると、10月には一気に増加。その波は11月に入っても衰えることなく、11月11日には新規感染者数が5万196人となり(政府保健当局発表)、初めて5万人を上回りました(※1)。

スピードスケート日本選手団にも影響が

感染拡大は日本のアスリートも直撃しました。日本スピード連盟は11月9日、ドイツで合宿中のスピードスケート日本選手団の選手4人とスタッフ6人も検査で陽性と判定されました(※2)。陽性者はドイツ保健当局の指示で隔離措置が取られました。

ワクチン接種率は7割に届かず

Our World in Dataによると、11月8日現在のドイツの新型コロナワクチン接種状況は、1回以上の接種率が69.7%、必要回数の接種完了率が67.1%で、いずれも7割に届いていません。7月16日の時点で接種率が60%を超えていましたので、約4カ月で10%も上昇しなかったことになります。接種率が横ばいになった時期と、感染が急拡大した時期が一致していることもあり、ワクチン接種の伸び悩みも感染拡大の一因となったとの声も出ています。

接種していない人への規制を強化

ドイツでは感染者の急増を受け、まだ接種を受けていない人への規制を強化する動きが出ています。東部ザクセン州では屋内の飲食店を利用できる人をワクチン接種完了者か感染後に回復した人に限定するなどの規制を実施。ベルリンでも同様の措置が15日から始まる予定となっています。

連邦議会ではさらに、出勤できる人を接種完了者か感染後回復した人に限定する法案が審議されていて、近く可決される見通しとなっています。

退陣が目前に迫ったメルケル首相ですが、最後の大きな課題を克服できるのでしょうか。

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