日本のワクチン接種完了率、G7でトップに
松野官房長官は11月16日、新型コロナウイルスワクチンの必要回数の接種完了率について、日本がカナダを抜いて先進7カ国(G7)で1位になったと明らかにしました。
【速報】ワクチン接種率がG7でトップに 松野官房長官が表明 https://t.co/rDuScaJMOC 日本がカナダを抜いたらしい。
— JSF (@rockfish31) November 16, 2021
あのカナダを抜いた!
Our World in Dataによると、11月15日時点の必要回数の接種完了率は、日本が75.78%でトップ、カナダは75.41%で2位となりました。3位以下はイタリア(72.62%)、フランス(68.68%)、イギリス(67.48%)、ドイツ(67%)、アメリカ(57.62%)となっています。
1カ月前は日本が5位だった
ちょうど1カ月前の10月15日時点のデータを見ると、トップがカナダ(72.66%)で2位がイタリア(69.82%)でした。以下、フランス(67.16%)、イギリス(66.45%)の順で、日本は66.37%で5位でした。1カ月で10ポイント近く上昇した国は他になく、急速な接種の進み具合を示す結果となりました。6位はドイツ(65.21%)、7位はアメリカ(56.31%)でした。
G7で下位の国は現在も感染者が増加
7カ国のうち下位となっているイギリス、ドイツ、アメリカはいずれも現在、感染者の増加という深刻な課題を抱えています。3カ国とも、この1カ月の接種完了率を比較すると、1ポイント程度しか増えておらず、接種が頭打ちになっていることがわかります。イギリスとドイツは人口の1/3が、アメリカは半数近くが接種を終えていないのですから、感染が拡大するリスクは他国よりも大きいかもしれません。
接種率もトップへ
11月15日現在、1回以上の接種率はカナダが78.99%でトップですが、日本も78.78%と迫っています。接種率の増加傾向をみると、こちらも日本の勢いがカナダを上回っているので、近いうちにG7でトップになりそうです。
2回接種率だと日本がカナダを越えてG7トップに。
1回以上接種率だと、日本はカナダに次いでG7で2位。 pic.twitter.com/VMsOC7OOsJ— Sukuna (@SukunaBikona7) November 16, 2021
多くの方が高熱などの副反応の出るリスクを負って、自分だけじゃなく周りの方の為、ひいては社会の為にワクチン接種をしてくれて、
そのおかげで経済が活性化してきているんだから、接種済みの方々に10万円位の給付金配ってくれても全然いいんですよ、政府さん。— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) November 16, 2021