コラム世界のコロナ事情

台湾で新型コロナの感染者が急増 過去最多を記録

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台湾で新型コロナの感染者が急増 過去最多を記録

感染対策が優れているとして、世界中から高い評価を受けてきた台湾(過去記事23)。変異株の流行にも、徹底した水際対策を講じて一定の成果を得てきましたが、ここにきて感染者が一気に増加。政府と市民は警戒を強めています。

5月に入り感染者が急増

新型コロナの流行開始以降、台湾ではこれまでの感染者数が1290人、死者が12人(5月14日現在)と、世界トップクラスの成功を収めていました。

過去に確認された感染も海外からの帰国・入国者によるものがほとんどでしたが、5月に入ると海外への渡航歴がない人の市中感染が確認されるようになり、5月12日が16人、13日が25人、14日が29人と増加。15日には過去最多となる180人以上の新規感染者が確認されました。

萬華区の茶藝館でクラスター発生

14日に発表になった29人のうち16人は、既に発生していた台北市萬華区の茶藝館とその周辺で発生したクラスターによる感染でした。また台湾北東部・宜蘭県のゲームセンターなどでもクラスターが発生しています。

政府は警戒レベル引き上げ

台湾政府は感染拡大に伴い、4段階で最も低かった警戒レベルを下から2番目のレベル2に引き上げました。屋内では100人以上、屋外では500人以上の活動が原則禁止となり、飲食関連では定められた感染対策が講じられない場合は、その店での外食ができずテイクアウトのみとなります(※1)。

また、鉄道(在来線、新幹線)や長距離バスなど、公共交通機関での飲食が禁止されます(地下鉄はもともと飲食禁止)。

感染が拡大している台北市と新北市では警戒レベルを3に引き上げ、屋内で5人以上、屋外で10人以上の集まりを禁止すると発表しました。

ワクチン接種率は低迷

台湾ではこれまで感染者が増えていなかったこともあり、ワクチン接種率は全人口の0.5%と、世界でも最も少ないレベルとなっていました。感染者の増加に伴い、接種希望者が急増しており、13日夜には蔡英文総統が国産ワクチンの接種が7月末から始まるとの見通しも示しました。また、台湾では5月5日からワクチン接種の当日と翌日に仕事を休むことができる「ワクチン休暇」の導入も始まっています。

初めてといえる規模の市中感染に見舞われた台湾ですが、感染対策の指揮系統と対応力は世界から評価されており、今回もその力を発揮して乗り切ることを願っています。

 

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